水ノ衣のお気に入りの歌一覧
へし切
時雨ふるつらき浮世の涙とてつかの間見ゆる晴れわたる空
33
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詠み人知らず
校庭のプールに戻る子等の声元気に響きここは未だ夏
15
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恣翁
菱を摘む娘 頭に花飾り 日の暮れぬるに 男待ちけり
13
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詠み人知らず
夜も更けて話し相手もない吾に虫の音だけが囁きかける
16
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大埜真巫子.
まっすぐに 世界のみえる 時がある まばゆいひかり 澄んだ空気
14
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ながさき
ひさかたの 光差し込む 窓の外 空の青さに しみじみ見入る
24
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みやこうまし
鰯雲たなびく先に入道雲 控えて立てり夏の終焉
18
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へし切
蝉の声命つきるを悟るがに惜しみて生きよと吾を励まし
21
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もなca
逝く夏を知らせるように夕暮れの風がしずかに運ぶソナチネ
21
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灰色猫
焦げちゃったコッペパンみたいなミニチュアダックス朝の散歩で友達になる
21
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灰色猫
石造り 風車しかない 草原で 一旗あげる 契りを交わす
12
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恣翁
空を行く月の音すら聞こゆなり 感覚をのみ研ぎ澄ませれば
27
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大埜真巫子.
あたらしく 買ったネイルは うすみどり しろい ほそい指は 病人
13
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大埜真巫子.
新聞や雑誌に文が載る時に やっと生きてていいと思える
13
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大埜真巫子.
燃える陽が 次第にやわらぎ 風ふくみ 秋のメロディー 奏ではじめる
13
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詠み人知らず
長雨に暑さ忘れて過ごせれば何時のまにやら秋風の吹く
19
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ながさき
全身の 六十兆個の 細胞に 気力を出せと 指令を送る
29
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南美帆
砂時計きっと半分以下の砂さらさら落ちる加速度つけて
5
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へし切
らしからぬ夏の終わりは淋しいと残暑見舞の居場所をさがす
27
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灰色猫
柔らかいマシュマロみたいな恋をして 真夏の暑さにとろけてしまう
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