詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日向猫
現実のなかに一歩を踏み出せば虚しく儚い未来が始まる
20
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デラモルテ
清澄な十日餘りの月冴えて花冷えのする清明の夜
19
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へし切
ドラえもん! 君の四次元ポケットを束の間、吾に貸してくれぬか
15
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大埜真巫子.
アネモネの色とりどりの鉢植えを並べて置いて笑顔も咲いて
19
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へし切
如何にせむ思ふにならぬ身とこころ老ひるといふは斯くなることか
20
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桜園
ひとりばえのムスカリ庭をいろどりて猫もうっとり春のひだまり
16
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日向猫
寄せ植えの春のプランター馥郁と焼き立てパンの香りが包む
25
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inosann
久能路を左右に分けて花萌える 何処まで続く黄の帯のごと
15
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みやこうまし
咲き切りて桜は散れりあっけなく かくてありたし我が終焉も
21
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大埜真巫子.
タダイマと 舌ったらずに言うチビの スニーカーには 土のにおい が
27
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へし切
医者といへ救へぬ命のあると知る成す術なくば望まぬ延命
22
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日向猫
強がって拳を繰り出す少女あり 期待と不安に頬を染めつつ
25
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へし切
花のあと春の愁へにつつまるるこころの空に風が吹きゆく
43
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まぽりん
花さそふ宴の酔ひの手枕に名残りかすめる有明の月
35
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桜園
降りしきる桜吹雪のその中に散りゆく桜の孤独をみし
19
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へし切
繰り返す政治とカネの摩訶不思議饒舌な君なぜ口閉ざす
16
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大埜真巫子.
叶うなら 白昼夢にでも囚われて 眠ったままで 墜落したい
24
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もなca
仄白いさくらの闇にさそわれてこのままきっと戻れぬふたり
23
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日向猫
憂いさえ柄杓の先で甘く溶け輝く肌をさらさらつたう
33
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inosann
目先しか見えない世界をおおうごと張り巡らせらされし見えないネット
23
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