詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つゆふみ
「ほらそこに一番星がひかってる」一つだけ 昔もっとあったよ
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詠み人知らず
稜線の紫だちたるそのむこう名付けて曰く吉備路影富士
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滝川昌之
窓に寄せ活けた芒が乞う風よ雲をはらえと待つ望月夜
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夢士
中秋の月の灯りに導かれ先逝くきみを見送りて今
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灰色猫
ジェット機が危ない角度で突き刺さる俺のこの胸ぶちながら
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横井 信
軽やかに走り抜けてく秋風に半袖シャツの揺れるベランダ
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横井 信
畦道の枯れ草踏んだボロ靴でひかりを連れて乗り込む電車
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へし切
君をまつ虫の音聴きつ 秋の夜をひとり淋しみ 夢路を通ふ
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恣翁
改札の床材の目地 雨傘に突きつつ 誰を女や待つらむ
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詠み人知らず
去りがたし未練残して負け相撲明日のひと手に角番かけて
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滝川昌之
シンジロウ人気の陰に悪代官面を隠したまやかし組閣
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千映
秋というイメージ先に寂しさを持ってくるよな風そよぐ日に
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詠み人知らず
偲ぶ秋この花好きと野紺菊手折りて君の名つぶやいてをり
15
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可不可
夏の青ふかく吸って溜めて下さい 去年より今年の胸囲は
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詠み人知らず
古代人の食卓飾った柴栗が落ちて吉備路に秋の風吹く
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千映
ペットロス乗り越えられている君は見えないところで手を合わす吾に
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横井 信
知らぬ間に奥歯をぎゅっと噛み締めてのんだ言葉が身体によどむ
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うすべに
うんざりだなんて言わないで ただでさえ 心悲しい真夏の火鉢
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へし切
足早に秋に背をむけ 夏はゆく 空にさば雲 吹き渡る風
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夢士
虫の音に導かれつつ帰宅路満月近き月輝きぬ
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