詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
先生の 仮面はずせば 泣き虫で お菓子の好きな あなたに戻る
19
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青緒
振り向いて君が笑顔になるまでの七秒僕は呼吸を忘れた
10
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まりこ
笑うときこぼれた息の音などを春の空気としておぼえてる
9
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白亜
一滴の雫が世界を知る日まで あなたの海はつづくのですね。
48
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山本克夫
もうすこしいればいいのに最終が始発となまえかえるころまで
20
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水海はるこ
寄り道のすべてを君とできたなら どんどん遠のいてゆけ目的地
42
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栞
一枚の卒業証書と引き換えにあの教室へ置いてきたもの
37
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浅草大将
だれもみな同じ校舎で学びつつ違う窓から空を見ていた
54
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月虹
きっと誰のものにもなれず響きゆく君が歌った絢香「三日月」
70
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たえなかすず
友達でいよう 最後のその嘘に見えなくなるまで手を振っていた
18
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しらたき
巻き貝をつついて思う 星屑を集めるような旅をしたこと
5
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しらたき
つらつらと書けばつらさをすいこんで僕の手帳がまた重くなる
14
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栞
ひかり射す 白く四角い教室で 諦め方など教わらなかった
91
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風花
女子会の三次会終え始発にて遠い昨夜を語らい帰る
20
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風花
小さき花集めて丸きランタナは和菓子のような出来映えで咲く
21
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風花
そぼろ降る雨に結露すバスの中 密封されて運ばれる朝
27
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風花
ビル影に覗く花火の切れ端に嘆息しつつみな足止める
28
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詠み人知らず
夕映えて磯の香を背に濱木綿の眞白に浮かぶ晩夏の岬
16
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夏恋
にゃんこにはにゃんこの願いがありまして飼い主さんとは若干ズレる
33
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夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
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