ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
リンダ
炭酸が抜けたコップの水もどき喉ごしぬるく汗にもならぬ
13
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加祢
あかあかし囃子に合はせておどりやんせとにもかくにも理屈言はんと
21
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沙羅
閉じ込めた記憶を抱いて生きているそれがすべてじゃないけれど
17
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三沢左右
野分過ぎくちなはのごとぬらぬらと振れる濡れ路の長手をぞ行く
23
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きりあ
人間は忘れるように出来ていてけれどもそれは大切なこと
12
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銀ねず
いやがうえに好きがしたになってるか確認したらころもで包む
6
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酒井景二朗
白けざるを得ない空氣のただ中で急に腕立て始める男
3
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佐々一竹
除虫菊焚きたる煙ただよいて上がり框に注す西陽かな
18
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あいの あい
自転車で 白兎追う小さき子 脳裏に浮かぶ そは息子なり
2
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笑能子
蓄積を忘れりゃ足下悪くなる下駄の重みを知らぬが故に
5
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後藤郁弥
ぼくはそう携帯電話の使えない機能のようだ きみにとっては
5
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山田美弥
傷ついた分だけ優しくなれるなら私には傷が足りないのかも
8
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詠み人知らず
君の歌めいいっぱいに引き絞る弓から放つ矢のような歌
18
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はな
聞いてみたいことがありますあの夜がなければふたりまっすぐなまま?
7
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光源氏
君をこそ眺め馴れしか墨染めの深き涙を月は知るまじ
22
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小夜子
雨上がり光が差した旅路ならばきっと私も歩いてゆける
14
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林ユキ
夕暮れの夕化粧花あかあかと消えない夏の残照の色
15
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恣翁
さにあらじ 冥き水面を 照らし出す 大堰の川の 篝火の紅
30
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詠み人知らず
いつの代もてんぽかんなんあまたあれどしのぎこし世のなにかかはらむ
6
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悠々
そのかみのわが清瀬村肺病みといのちの初夜の聖地なりけり
19
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