秋桜のお気に入りの歌一覧
香魚子
この痛み、愛しささえも経験という名のもとに分類されゆく
15
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でくのぼう
ともに老ひともに墓石の人となり幾百年を添ひてをりたし
18
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ふきのとう
連休に青田広がりにぎやかにかえるの合唱響きわたれり
8
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詠み人知らず
わがことで悩む心を人のため使えば大きな喜び生ず
16
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でくのぼう
この命たとへる花はなけれども輪廻のごとくそばに咲きをり
26
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ころすけ
手にすれば幾億年の音がしてあたたまりくる川岸の石
22
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安奈
捨てられた彼の瞳は未だ尚人を疑う事を知らずに
4
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詩月恵
あの人が結婚したと知る今夜 知らないままでいたかったのに
12
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聴雨
何故に君われの傍らただ寄りて円らな瞳で見つめをるのか
13
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まるたまる
歌詠みはどこに進んでいくのだろうわたしは何処へあなたは何処へ
16
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浅草大将
言の葉の森のふかきに迷ふ日よ花を見れども我したしめず
17
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若楓
連休を終われば君は忙しく夕方だけの逢瀬に終わる
8
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薫智
自転車で駆け抜けている瞬間は風に溶け込みにじんでいける
18
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螢子
一センチ窓を開ければ聞こえ来る風の音をみなの歓声に似て
10
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詠み人知らず
しろちどり春の海べにうかぶればよせくる波にながさるるなり
14
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ふきのとう
嫁ぎゆき十二年の月日流れ離れた地から幸せ祈る
10
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詠み人知らず
両の目が 映す「いつも」と 呼ぶここが 私の信じる 私の世界
3
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まるたまる
君のこととっくに解放してるのに心がそれを許してくれない
16
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ゆびきゅ
日常がかすかに揺らぐ君のせい 気づく刹那に恋がはじまる
20
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千紘
夏の夜 月遮られ初めてのキスの余韻に濡れた唇
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