加祢のお気に入りの歌一覧
半格斎
落日や燃えて太円かがよえば早苗にかかるひと筋の道
20
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半格斎
から傘をひろげて餘る蕗の葉に珠と流れしみどり雨かな
16
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半格斎
乙女子の髮の飾りや山藤の花はゆらぎぬ初夏の風
19
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詠み人知らず
桃色のミニバラのさく今朝の庭苗をくれし友なくなりて一年
23
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島祝
議員めはとかく阿呆のものぞかし菅宰相の辞むと騙れば
17
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詠み人知らず
我が人生失敗の連続なりこんなことで終わっていくのか
9
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詠み人知らず
どんなにか苦しかろうとこの命を捨てられない我が身しじまに
10
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詠み人知らず
真っ白きシランの花は口紅に似た形しておしゃれに咲きし
9
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詠み人知らず
ゆずの花みかんの香りただよわせ庭いっぱいに咲き乱れし
11
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粕春大君
忍ぶれど落つる涙を嚥下るす愚痴こそ巌根の露ぞ絶えざる
17
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螢子
あっち向きこっち向きする水仙の花はあなたのこころにも似て
10
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螢子
京都駅一番はじっこ〇番線故郷行きは今も遠いまま
16
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螢子
両手ひろげ憩ひの影を伸ばしてはヒマラヤシーダー人を誘ふ
14
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でくのぼう
燃えつきて 墨殼の空 月殘し廢墟の村に 老父佇ちをり
10
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みみ松
教室で蕗の苦さに母の顔思い浮くべし夏服の吾子
20
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みみ松
梅雨空に俯き帰る我の名を呼びしや父の孔雀サボテン
17
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只野ハル
鳥かごの離れ離れの青い鳥逢瀬の夢に飛び立つ夜更け
8
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只野ハル
取り替えたLED電球より先に逝くと笑う老夫婦
10
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ふきのとう
麦穂波黄金色に輝けばさわわさわわと歌聞かせおり
13
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ふきのとう
新聞に短歌生募集の記事ありて基礎学びたく応募するかな
13
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