加祢のお気に入りの歌一覧
光源氏
ひそやかに身をひそむれど音もなしただ侘び寂びに心とざせば
13
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光源氏
あかず見む美濃の山川うちしめり絶えぬ光がさせど苦しき
13
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さる
しばらくはなにもすることやめにしてひとりしずかに梅雨をたのしむ
8
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さる
母親の乳にすいつく幼児のそばでさびしく父親は寝る
6
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さる
ひさしぶり娘のつくり夕餉食みブランディ飲み都都逸謡ふ
10
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さる
生ごみのふくろを突くまるまると太るからすは雨にぬれたり
6
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さる
雨粒が砂場をぬらしだれひとり遊ぶ子もなくしとしとと降る
10
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ふきのとう
復興の兆しないまま時流れ苛立ちだけが日本を覆う
7
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ふきのとう
三歳の誕生日迎へはしゃぐ子の成長歓び幸祈る われ
7
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ふきのとう
梅雨空は泣き出しそうな雲広げ気だるさのなかなつ風そよぐ
8
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ふきのとう
先人の残せし歌は現代もなほ心に響く母恋うる歌
10
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ふきのとう
短歌とは感ずるままに詠むものを言葉連ねる難しさかな
10
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詠み人知らず
墨染めの風吹きおこせ山櫻けふまぼろしの遠き春辺に
27
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詠み人知らず
とこしへの春を散りゆくさくら花添ひてゆかなむまぼろしの國
25
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詠み人知らず
松風のこゑにふるへてやまざくら散りしく道にかなしみを追ふ
23
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詠み人知らず
かなしみもやさしみもまた花影はとふ人ごとの春を散るらん
54
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詠み人知らず
かくちりて朝の夢にもあらざらむやまじと思へあやなきひのひ
15
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余市
梅雨ならば花の香りがするのかとかがうてみれば涙のにほひ
10
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余市
雨ふりて匂ひたちたる紫陽花にまどひ行きつく明月院かな
16
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半格斎
そのときは花に囲まれ果てなんと思ふこのごろ三日月の夜
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