聴雨のお気に入りの歌一覧
三沢左右
洋袖の擦り古びたる着もつけず名残の寒に冴ゆるまなざし
11
もっと見る
浅草大将
我が心にひめたる蜜の甘さかる雛の遊びのあられもなけれ
9
もっと見る
浅草大将
寂しくもひとり手づから注すたけの君若き日をふる里の酒
17
もっと見る
浅草大将
おとに聞く妙のしらべに醸む酒に舌こそ打ため白笹つづみ
15
もっと見る
光源氏
いとほしく想ひ重ぬる夜は更けて閨にひそむる淡き月影
19
もっと見る
山桃
浮き雲に月もかからず春の夜と知らざる風の迷いを寒み
9
もっと見る
千紘
氷雨打つ名残の櫻の散る中で君の姿に心和みぬ
9
もっと見る
北の民
何度でも季節はめぐり花は咲く色も薫りも楽しみますよ
7
もっと見る
芳立
うみこゆるおぼえのなにしおふきみはやまとくれなゐいんてるなしよなる
11
もっと見る
芳立
さねかづらいや遠ながき遠江に桃わらふらしけふ弥生三日
8
もっと見る
まるたまる
ひとひらの花にあなたの恋歌が書いていたなら大人買いする
15
もっと見る
千紘
真新し学ラン 襟章 スニーカーワックスで髪立て初登校す
9
もっと見る
林ユキ
しづしづと手のひら合はすままごとの小さき椀にさくらはなびら
13
もっと見る
悠々
散りゆくも命二ツの櫻なりまたの春には添ふて咲かなむ
14
もっと見る
芳立
春は瀬にゆくべきものをうすべにのひとひらなどて淵にまよへる
12
もっと見る
リンダ
幸せと隣り合わせの哀しみを飼いならすことが生きていく知恵
20
もっと見る
螢子
恋に病んで夢は花野をかけめぐる幾年経てど君想ふ日々
11
もっと見る
浅草大将
風吹けば花のなみだもたつた川返り咲きせる桃の香もして
14
もっと見る
[1]
<<
222
|
223
|
224
|
225
|
226
|
227
|
228
|
229
|
230
|
231
|
232