三沢左右のお気に入りの歌一覧
みづ子
真実を教えてあげるその前に私をぶって嫌ってほしい
9
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みづ子
手ずからに千切った糸をまた結びさよならにまたさよならと言う
10
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みづ子
やなことが続いた今日のカレンダー白クレヨンで塗りつぶします
10
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只野ハル
待つことに慣れているけど 待つことに疲れることも 気付いてるかな
10
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由良
まんまるの月を背負って黒猫がニヤリと笑う 行き止まりだよ
16
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市川ありさ
チョコボールで金のエンゼル当てるまで私を好きでいてくれますか
7
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白亜
月あかり 仰げばさくらのこぼれきて わが唇にふるるひとひら
8
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白亜
花びらのすべてを掬ふ腕もつあなたに背から包まれてしが
6
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白亜
つゆ光る苺かぐはし くちびるにあてて誓ふはまだ見ぬ朝
13
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白亜
抱きあったまま 樹 になる。もうどこにもかえれない はなさない おいでよ。
7
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白亜
ささやかな桜シフォンのひとくちから 舌にほどける春はらはらと
13
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白亜
風吹かば散りゆく桜ひとひらを胸に留めたし 一夜のあとの
19
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白亜
君が見し花のいろこそかなしけれ 身は離れども ともに歌はん
7
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白亜
ひとつぶの涙にじみしゆふぐれに きず埋むまで花散りゆきぬ
11
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白亜
軽やかに春 奏でをり 花びらと川のほとりを歩むひとらは
11
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白亜
ひかりから零るるほどの桜ばな かげもひとつの春と知るらむ
11
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白亜
花霞 川のむかふのほの白きかなたの夢から君が手を振る
16
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白亜
好きだよのただひとことに染められて蕾をほどく夜明けのさくら
24
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白亜
直青にすべてほどけて消ゆるまで両つ眼に名残のさくら
16
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たんぽぽすずめ。
まだ君を愛してるってメールとかしたいが出来ぬ四月一日
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