みずたまりのお気に入りの歌一覧
芳立
秋風は夜ごと冴えつつあづさゆみはる月かげぞおぼろなりける
13
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恣翁
爺に手を 引かれて濱の 落日を 眺むる孫や 何思ふらむ
29
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半格斎
神さびた木々立ちに見ゆる暁光は色も透けてや我が身清めて
14
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三沢左右
露染みの朽葉を吹きてあららかに朝風わたる秋は来にけり
24
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でくのぼう
魂は病みはしないと連れ添へば君が戀しい夕暮れの音
28
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たんぽぽすずめ。
きれぎれの言の葉満ちて吹く綿の風のひとつに君をおもえり
36
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たんぽぽすずめ。
テフロンが剥がれるほどの失恋を越えて作れるふわりオムレツ
37
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でくのぼう
盧山寺に紫香る戀時雨式部語りや桔梗の吐息
24
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薫智
走ったら疼く痛みが暴れだすまだ帰れない元の場所まで
11
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浅草大将
君はなく酒も情もつきの夜は注ぐひかりに一人か酔はむ
17
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三沢左右
自転車の傍にて父を待つ子らの涼しげなれば秋は来にけり
15
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悠々
やさしすぎる心のゆえにみずからの手足と魂に血を流せしや
35
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彷徨子
遠くある祭りを知るや青柳は街より吹きし風と戯る
11
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ゆびきゅ
秋の君 夢を「夢」だと苦笑い 夏の君ならどうしただろう
16
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半格斎
戀わすれ白きうなじのいとしけれ夕餉の支度の君のうしろに
25
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詠み人知らず
蝉しぐれあしたは秋と知るべきかしらす雲浪染むるゆふぐれ
32
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きりあ
暴走の輩はついに目指したり房総半島恋のヴァカンス
8
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きりあ
どうしてもこっちのりんごがたべたいのたとえばどくいりだったとしても
21
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加祢
日も暮れし忙しき盆のお帰りに送り火焚きて路を灯せり
21
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薫智
難しいいつも静かに笑ってる「雨にも負けず」のように生きるの
22
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