若楓のお気に入りの歌一覧
三沢左右
街灯の明るき一つひとつにぞわがたまきはる命立ちける
14
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狭霧
朝くればそこはかとなくささくれて肩落としたる主帰宅す
5
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薫智
心臓が跳ねてる少し痛いような甘いような重ねてそっと
5
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浅草大将
花うかぶ春のいぶきの山みづにひとの流れをせきのふぢ川
14
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狭霧
名にし負う花の朝の月にあればせめて梅花の一重だに咲け
7
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詠み人知らず
春雨はこころに細くふりこめてつひにま白きうつほとなしつる
21
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詠み人知らず
やよや雲いまさかりなる梅が香をまとひて渡れ君があたりに
26
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芳立
抱きにし春の夜こそめぐり来れ袖には梅の香のみふかしも
13
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薫智
お互いに電話もできず日がすぎて目をとじ思う声を聞かせて
6
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ふきのとう
子どもらは溶けゆく山を惜しむよに登りては下り繰り返し遊ぶ
12
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浅草大将
うぐひすの涙を知るやしら梅の花をしづくの一つ零るる
21
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トーヤ
一本の針にすべてを狂わされ定時帰りも雪の幻
18
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トーヤ
たくさんの言葉にできない気持ちたち込めて作ってちょっぴりビター
6
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falcon
悠久の大河のほとり民ぞ起ち手にせし自由の堅きをねがふ
13
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螢子
ほんわりと温もり感ず我が頬に三寒四温今朝は雨降る
15
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恣翁
別れしな 不意にくちびる 奪はれて ずるいと洩らす 年上の女
26
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狭霧
しめやかに今日降る雨に常盤木の友待つ雪も消ゆるかとぞ見る
12
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狭霧
和歌の浦を疎々しくもよそに見つつ舳先かえさん我こりずまに
6
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狭霧
思い驕り誂え得てし四君子の帯結ばばや君に逢う日は
6
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狭霧
寒紅の華やぎ寂しいたづらに春は遠のく景色なるらむ
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