ふゆのお気に入りの歌一覧
羽
セロリきらりきみどりパセリふかみどりひとりのランチ春はゆっくり
29
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羽
うつくしい森ひとつ越えてきたような今朝のあなたのひかるくるぶし
34
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羽
鳥の音が春麗などと聞こえくる朝は遠くにシニョンがゆれる
10
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光源氏
薄墨の心の花はしめやかに今はかぎりの色と咲くなり
24
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光源氏
ひそやかに見え隠れする君が影心のままに月を愛でまし
48
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悠々
狂ひゆくきみは歩めりしづしづと散り敷く花に素足染めつつ
16
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林ユキ
また雨がしづかにふれば菜の花のうみを漂ふばかりのふたり
20
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小夜子
花火より照らされている横顔に目がはなせない十七の夏
8
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杏子
梅干しや 梅酒となりて 幾年も楚々たる花の 溜めし力よ
7
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杏子
今日 孫は トイレで用足し 家族中 スタンディング オベーションなり
7
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杏子
ひそひそと 内緒話をするように凍結路の上 雪舞い落ちる
7
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杏子
捨てられし キャラメルの空 覆いたる黄砂 吹き荒れ 沈黙の春
12
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杏子
わが夫は 現実主義が服着てる働き者で 趣味は あ た し
12
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恣翁
咲き初めし 小さき花を 愛により 連理の枝に 永久に擴げよ
30
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トーヤ
親指が6のボタンを押してゆく 心を研磨していくように
2
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トーヤ
お誘いが一月ぶりにありまして金曜夜は音楽の雨
4
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ケンイチ
傘に落つ雨は鼓動と同期して二人は言葉を失ったまま
11
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ころすけ
せがまれて未来ある子に折りてやる紙ヒコーキは水色に飛ぶ
41
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ころすけ
はじめての朝に作った目玉焼きあなたはソース派なのだと知った
11
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ころすけ
あかあかと友の横顔まっすぐに前向いており四月の決意
14
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