ふゆのお気に入りの歌一覧
林ユキ
それいゆと名づけた船に帆をあげて探しにゆきたいほんとの夜明け
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まるたまる
池の端にそっと浮べる笹の舟漂うだけで幸せな恋
25
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まるたまる
一言でいうのであれば痣のよう今夜の月は痛そうである
13
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まるたまる
大丈夫だと君はわたしを抱きしめた60ワットの明かりの下で
17
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まるたまる
ことばではうまくいえないかなしみようずめてほしいわたしのぴあの
24
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悠々
蛍袋ひとつひとつに夢やどすぼくらの恋もきっと灯るよ
20
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光源氏
夜をこめて今はた同じ百合の花黒髪山は露にぬれつつ
18
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まるたまる
あの頃の甘酸っぱさが蘇る第三京浜に潮風が吹く
18
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若楓
優秀だ有能だねと言うよりも可愛い綺麗と言って欲しいの
14
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若楓
小さくてちんちくりんのプライドは8センチ越えのピンヒールです
9
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悠々
はつなつの光あつめて石榴花うちに命の紅珠宿さむ
27
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悠々
手にとりてほぐせば初夏の匂ひ立つつちくれよ汝れのいのち愛しき
31
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光源氏
思ひやれしばしと思ふ戀だにもかはらぬ月の澄むと知りせば
11
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光源氏
果てもなき時の流れに涙して花は花なれ人も人なれ
44
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悠々
鯉のぼり恋のぼりゆけアオゾラに真鯉と緋鯉のふいうちのキス
21
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羽
坂ひとつ越えてたたずむ今だから言葉が棘をもつことを知る
5
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羽
わさび田にほたる飛びかう星月夜だいじなものはかすかにひかる
9
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羽
ふれあったその瞬間に受けとめる深い孤独も恋としておく
8
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羽
向かい風きみと歩けばポリリズムぎこちなさこそふたりのすべて
18
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羽
「げんじつ」と言葉にすれば現実は少しかたくて舌にざらつく
23
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