小夜子のお気に入りの歌一覧
鮎川 鯖
追いかけも 拒みもしない人だから 私は隣で知らんぷりしてる
3
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たえなかすず
だんだんと泣けなくなってきたふたりピアスをはずす瞬間ひとり
4
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詠み人知らず
しろながすくじらのような夜がきて圧倒的を見せつけている
8
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田中ましろ
背負いきれない孤独があふれだしたあと 空 これをなんと読めばいいだろう
6
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ゆみうさ
手をとれば林檎ひとつの重みして金の光の注ぐ街かど
13
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紫野
「貴方には私なんかじゃ勿体ない」そういうことは俺が決めるし
15
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山本克夫
あたらしくあなたが泣いた満月はたまに記憶をあたらしくする
5
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山本克夫
いいのです鯨の歌はわかるひとわかるひとには聴こえていたら
7
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詠み人知らず
なめらかな口説き文句が似合うひと額に刺したいカルメンの薔薇
9
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まるたまる
呟きはただの言葉の遊びです。囁きはもう遊びじゃないの
10
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市川ありさ
月満ちて小さな星が消えてゆく手を繋いでもふたりは他人
3
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紫野
君の名を構成する文字見るだけで 教科書だろうと愛おしくなる
6
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七色コイン
みなの歌なるべく読んで欲しいんだ宝石箱と僕は思うよ
16
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詠み人知らず
世の中に好きになれるものがまだ沢山あるから人は旅する
8
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由良
ぽやぽやと雲に溶けてゆきそうな月をスプーンですくってみたい
11
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けにちん
ネクタイを外しシャツ脱ぎ素になれば自分は歌を詠むものになる
9
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透
「風邪ひいた」一行メールを見る夜更け不平不満はぐっと飲み込む
8
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透
逢いたいと口に出来ずにぐるぐると連休明けに乗る環状線
12
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ゆべし
レンタルのCDひとつでお手軽なセンチメンタル あくびのせいよ
7
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高島津 諦
弱ってるふりをしているふりをする難易度Bの虚勢の張り方
6
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