垂々のお気に入りの歌一覧
悠々
とろりとろりとろりとろーり春の乳ぼくらはみんな乳飲み子になる
11
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氷魚
奥の歯に挟まってる言葉がいくつかたぶん取れずに穴となるのだ
10
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逢
「好きです」に「ありがとう」って返事してあいまいにするあなたは嫌い
25
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しらたき
饒舌はまた明日にして交信を終えて宇宙から君を見ている
3
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しらたき
つり革の等間隔が切り分けて君と僕とは一つじゃなくて
7
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しらたき
ほら吹きをつき出すにしろ明日にして眠ろう今はやさしい雨だ
6
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薫智
身の丈を見つめて日々を生きてゆく人の優しさ分かち合いたい
8
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薫智
うとうとと舟漕ぐ僕を肩に組み励まされたとうつろに気づく
11
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薫智
紅の豚のセリフを思い出す僕もただので終わらぬように
5
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薫智
僕が持つ色とりどりの羽を抱き必要とする人にあげたい
7
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薫智
便利さを楽とはき違えてないか流されないで負荷をかけてく
4
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まるたまる
受け入れてくれないのなら居場所なく泥濘から手をそっと引き出す
12
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詠み人知らず
世の中の不等号みな取っ払い今夜は飲もう猫もいっしよに
6
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浅草大将
散りそめし枝垂の梅を惜しむかに花を添へたる春のあわ雪
34
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栞
やわらかな雨落ちる夜に始まった恋は最初から泣いていたんだ
5
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きりあ
それは真っ白く輝く月でわたしは闇夜から剥がして飲み込む
5
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光源氏
慰みは慰めの連用形也 然らば「ぬ」は「助動詞」か「ナ変動詞」か
6
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只野ハル
ほとんどの国民が最小不幸の側にいると思える社会
5
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只野ハル
夜に浮かんだことなど朝になれば意味のないものに変わっている
3
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さなせそ
こぽこぽと泡立つ白いカーテンにつつまれて午後をあつくすごしたい
6
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