島祝のお気に入りの歌一覧
光源氏
吹きしをる四方の末葉の露見えて秋風さむき折りの白菊
17
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光源氏
暮れてゆく餘呉のみなとの漁り火よ如何なればとどく濱の松風
14
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光源氏
待ち人の袖吹き返す秋の風色も寂しき沖つ潮騷
19
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光源氏
夕されば渚の松の深情け影もしづみて雁ぞ鳴くらむ
15
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只野ハル
暑すぎる夏に飽きても秋は来ぬ首を振る扇風機に問うてみる
6
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只野ハル
暑いだけの終わらない夏だと思いながら昼寝の汗を拭く
3
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只野ハル
フェアリイの冬に強い酒が要るようにビールを飲むこの暑い夜
6
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只野ハル
長いピットの後に走り出す蒼い流星のエグゾーストノート
13
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只野ハル
戻れないあの放課後のティータイム残したいみんなとのJAM
4
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浅草大将
憎しみの炎の中にコーランと共に焼かるる主の御名のあり
25
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浅草大将
むさし野の草のゆかりは薄くともなほ紫にのこん菊かな
17
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浅草大将
置く露に重ぬる霧の着せ綿に今朝こそ菊の香の仄かなれ
17
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浅草大将
通院をすすめられては苦わらひ財布の中を知るは我のみ
23
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浅草大将
秋たけて水もひびきも清滝の凍るばかりにしるき月かげ
17
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浅草大将
浪の上をただよひ初めし夕闇に影かくれゆく沖つしま山
14
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浅草大将
つるぎ刃の身をきり島の山の上に鞘に戻らぬ三日月の影
12
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浅草大将
吹き去りし風ひとすぢのしをり草荒野に道の標ともなれ
22
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浅草大将
我さして人のくずとや誰か言ふうらみ数多の命なれども
13
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浅草大将
鳰照るや矢橋に馳する舟一つ誰にあふみの夜を急ぐらむ
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浅草大将
月毎にまぐさ給はる身にあれど未だ持たざり馬並みの物
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