水中あやめのお気に入りの歌一覧
浅草大将
酔ひさめて去りゆくひともおほ方の春高楼の花のうたげは
14
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浅草大将
長き夜を泣かであかしの朝ぼらけ舟出も一人きりの中なる
9
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浅草大将
狂ひ咲く花の命のなに惜しき明日は吹雪とともに散るべし
17
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悠々
身もこほるしぐれの道に傘無くも歎きたまふな共に行かうぞ
14
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悠々
あさまだき眠れぬままに起きいでて窓に時雨を聽くもさびしき
17
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片井俊二
君去りし道に散りゆくもみじ葉を本に挟みて歩き出す、冬
16
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悠々
北国の吹雪は殴る拳ぞと告げたる女(ひと)のことば忘れず
21
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夢士
人がみな寝静まる頃東の下弦の月の姿捉えむ
14
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詠み人知らず
池水は氷りにけらし草枯れし汀をまたも隠す白雪
7
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浅草大将
百とせに再び越ゆるいそのかみふるの中道このうまやより
12
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芳立
さむき夜に靴をみがけば亡き友のなほ春さきのままにうたへる
9
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西村 由佳里
お日様に 嬉しと笑みを 振りまいて 闇に憂いを 隠す半月
56
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光源氏
いとどまた折りしく波にまかせたる夜をあかしの海人の釣り舟
17
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芳立
御仏はくもる眼にみえずともまぶた閉づればこれにまします
10
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浅草大将
細ぼそとゆきの山路に尋ぬれど通ふちどりの跡やいづこに
12
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浅草大将
争ひの芽をばかりぶの海みれば凌ぐ急場もやがてむかしに
12
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粕春大君
紅の風の小舟の渡る瀬に暮れゆく秋の泊をぞ見る
13
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浅草大将
風よなにか雲をちぎりの儚きをさもなか空のあかぬ別れに
7
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小林道憲
鴨川の柳ななめになびきたり 路ゆく女性の裾も乱れて
10
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小林道憲
岡崎の池の水面の波払う枝垂れ柳に春雨の降る
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