ころすけのお気に入りの歌一覧
加祢
をちこちに光散らして置く露の貫くほどのあはひ美しも
18
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悠々
冬ざれに吉野櫻を見せばやと文くるるひと冬ざれのひと
20
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悠々
ひさかたに歌のわの里たづぬれば返り花咲き鳥の鳴きけり
29
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垂々
人間の夏の失意を飲み干してあしたの向きで枯れたひまわり
34
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芳立
唐船も沖にさわげど菅の根のみだるる国は浪よするまま
8
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薫智
トルコ風ブルーロンドの旋律が秋の気配を引き立てている
8
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詠み人知らず
赤黄朱のポーチュラカの花咲き乱れ酷暑のりこえいきいき輝く
9
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螢子
六人の心あわせし琴の音よ遙かなる日のわらべうたのせ
15
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うにうに
不確かな夜を繋いで名前しか知らない君と重ねる積み木
22
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トーヤ
北からの涼しい風がつれてくる確かな秋を雲と一緒に
11
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三沢左右
野分過ぎくちなはのごとぬらぬらと振れる濡れ路の長手をぞ行く
23
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加祢
我が夏はまだ終はらじと明け渡る空にかぎりの羽音広げり
43
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龍翔
メビウスの輪になるために一度だけひねくれてみた。ひねくれすぎた。
21
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恣翁
薄れゆく 意識の中で 搖れにける 赤き明滅 ぼやけてゆきぬ
21
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やねうらねこ
美しきものうつろひやすき夏の夜を眠りの国より連れてきた雪
7
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たんぽぽすずめ。
一秒のキスをした時愛を解く方程式の和が永久となる
19
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ふきのとう
秋風そよぐ夕暮れ時こおろぎの涼やかな聲しばし聞きゐる
15
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浅草大将
吹き去りし風ひとすぢのしをり草荒野に道の標ともなれ
22
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螢子
台風一過一日あくれば戻り来る強き日差しに秋風の吹く
10
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うにうに
打ち上げる前の静けさ種火から見たことのない色が生まれる
17
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