北の民のお気に入りの歌一覧
薫智
人が皆選ばぬ世界とびこんで歌を詠うよ僕の言葉で
5
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たんぽぽすずめ。
吊されたズボンは今も土砂降りであなたを待った時間みたいだ
22
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薫智
触れられて自分が形どられてく確かめないとわからなくなる
8
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薫智
最大の幸せ君と会えたこと不幸は君と結ばれぬこと
21
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薫智
さびしくて寄り添ったっていいじゃんか傷のなめあいだとわかってる
11
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聴雨
手にとりて眺めてみたき一つ星野分の去りし秋の別れに
8
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聴雨
ささがにの糸に結びし白露に姿を変へていのちかがよふ
5
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聴雨
冬ものに袖をとほして懐かしき旅これからの旅を思ほゆ
5
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薫智
君の手が最後のときも優しくて絡めた指がほどかれていく
8
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聴雨
夜は更けて墨をふくめし筆さきの硯の海におとづれる月
18
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聴雨
冷やかな星の零るる夜だからあたたかき歌さがして懐く
7
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薫智
変わっても君が変わらず好きだからいつまでだってそばにいさせて
4
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薫智
さよならと最後のときもいえなくて「それではまたね」ずるくてゴメン
6
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たんぽぽすずめ。
嘘と嘘足して結局笑い合う嘘ならそれも必要な嘘
23
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聴雨
何となく見守られたる心地して窓辺に月の在り処を探す
14
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薫智
うたうのは祈りに近い消えぬようゆるやかに血を流し続ける
9
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詩月恵
何度でも溺れてしまう触れるたび気づいてしまう 貴方だけだと
4
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聴雨
どの星を見てるのだらう数多ある星よりとほき人の心は
5
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聴雨
眼差しのやうなる蒼き星流れ歌にへんげしわが胸に落つ
3
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聴雨
終にけふ秋蝉の声絶え果てて闇夜を照らす虫の音も消ゆ
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