芳立のお気に入りの歌一覧
浅草大将
人にして二つなき身と世にあるは慈しむべし名なく病むとも
8
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浅草大将
春なれどなどて心の浮くらいな露をむすべば凍るばかりに
7
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浅草大将
とけぬまま凍る涙をうぐひすの声なきこゑは梅の香に聞け
7
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悠々
風を舞う花とも見よや、春の雪 愛しき人の文かとも見よ
15
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浅草大将
人の世の淀のよどみは絶えずとも神代ながらの言のはしばし
4
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詠み人知らず
難波津の芦間の氷うち解けて今を春辺と浪の花咲く
4
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詠み人知らず
唐崎の氷も春にうち解けて松ヶ根洗ふさざなみぞ立つ
5
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詠み人知らず
天の戸を押し明け方の光より二見ヶ浦に春や立つらむ
5
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浅草大将
愛しるといふなら流せひと殺すときにもせめて涙ひとすぢ
9
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浅草大将
荒れはてて後の千歳も梅のはな守るふるきを誰そ毀つべき
16
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浅草大将
異教徒の我とて祈る泣く者とともにあらあの神のこころを
14
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只野ハル
巡り来る最後のチャンスミクの歌声金星にきっと届くよ
8
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浅草大将
長妻は老いて岡田はあれ果てて道は細野でなに家が立つ
10
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浅草大将
摘みにゆく野辺はいつしか消えはててスーパーに値ぞはるの七草
18
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詠み人知らず
杣人の斧の音こそ絶えにけれ深山に響く雪の下折れ
9
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浅草大将
千代やち代ふれど昔に変はらじな富士の高嶺にけぶる白雪
10
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詠み人知らず
雪積もる岩の懸け路跡絶えて峰に嵐の声のみぞする
6
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もぉりもり
きらきらと跳ねる魚と栗色の髪を憶えて舞いあがる森
5
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織々
越えられぬ壁などないと言う人も飛べない空にうかぶ白雲
9
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織々
心音がごくりと響く寝室で眠らずに見る君と会う夢
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