杏子のお気に入りの歌一覧
垂々
「泣いちゃっていい夜用」と書かれてるワサビのっけて蕎麦すする俺
18
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垂々
あと二割広がってけば満月になるのに 首に噛みつけるのに
14
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
85
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ゆびきゅ
闇雲に夏をさがして 梅雨空をかきわけて知った 君は太陽
29
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螢子
日に日にと膨らむ檸檬の蕾には香を待つ我の想いもつまる
15
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薫智
一人でも誰か祖先が欠けたなら今の自分はここにはいない
17
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詠み人知らず
待たないよ! そんな女もいることを覚えておきな! そこのカサノバ!
11
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まき
悲しみを吐き出したって届かない遠い月から降る「さようなら」
8
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螢子
柵の闇を抜ければ雲晴れて山芍薬のくすみ無き白
10
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螢子
月を愛で花を愛でては霞食む膨らむ夢を弾く一言
8
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螢子
眼鏡の奥の優しき眼差しに心ひかれる今も昔も
9
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詠み人知らず
一度でも 黒に染まった 自分では 何度洗うも 白にはなれず
4
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虹雲
僧あまた声明太くうぐいすのさえずり和して彼岸へ渡る
11
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虹雲
母に読む花の御経せめてものこの世の習い母の日という
7
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詠み人知らず
威嚇する黒ピンヒールの存在を無視して奪え主導権など
10
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水島寒月
幸せに大小あるや知らねども君と守らんささやかをこそ
3
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聴雨
夜もすがらめぐらす思ひふたつみつ心に白き卯波立ちぬる
21
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れい
時を越え三年前のあの夜の君の背中に毛布をかける
4
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詠み人知らず
垂坂の觀音樣に手をあはせ日々感謝して生きるを願ふ
17
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でくのぼう
初夏の横町訪ね法善寺醉ひどれ天使織田作之助想ふ
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