杏子のお気に入りの歌一覧
水島寒月
開きしも開かんとする花もあり萎れゆきたる花もまたあり
5
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ふきのとう
降りしきる水無月の雨冷たくて友偲びいる吾が肩濡らす
6
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水島寒月
ふり返りふり返りして来し方を悔やみてあれば紫陽花の白
5
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まるたまる
男性はロマンチックなうたを詠む女性のうたは現実的で
18
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ほたる
男性は傷つきやすい心詠み女性は再生する歌を詠む
23
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浅草大将
浮ぶ瀬のなきを何かはなげけるや身は屈しても渡る汨羅に
13
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螢子
湯注げばさみどりに染まる世界在り甘きかほりを漂わせつつ
13
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薫智
何気なく君が話してくれたから嬉しくなった単純ですよ
12
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螢子
眼に見えぬ何かに引かれ此処にいる運命というはそういうものか
19
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詠み人知らず
湿り気のある思い出が挟まった詩集を鞄に忍ばす雨の日
12
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詠み人知らず
蜂蜜の甘さを知った二十歳の夜 妬ける渋みも知る数年後
5
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詠み人知らず
濡れた土濡れた緑の匂いなど哀しみに効く さぁ雨よ降れ
14
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まるたまる
電話して欲しいとうっかり思ったり次に会うこと考えてたり
13
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詠み人知らず
冷め切ったふたりの日々もお手軽にコンビニのレジで「温めますか?」
5
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北の民
連休に花の桃色咲き乱れしみじみと見る春の訪れ
4
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水島寒月
空を負い海風に舞う鴉らは得意なるべし羽搏きもせず
6
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ふきのとう
たのしみは幼な子膝に抱きかかえ絵本声だし読み聞かすとき
8
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薫智
傘を振り雨の雫をきっていく飛び散る想い振り切る想い
28
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聴雨
迎へ酒きのうの記憶のみ込んで洗ひ流さん記憶とぶまで
11
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垂々
なけなしの勇気をふるう音がする回旋塔のすき間から きみ
10
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