ビビのお気に入りの歌一覧
結美
未だ知らぬままにましろきコットンでこの身をつつむ いつかのために
2
もっと見る
遠井 海
あなただけ想って編んだ真っ白なこのマフラーで絞め殺させて
13
もっと見る
紫草
引きあえるしがらみ外れたそののちの木の葉はみんな気ままに散りぬ
22
もっと見る
詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
もっと見る
ほの香
父が逝く 心電計など見てないで その手を握っていればよかった
83
もっと見る
8798475
知ってるよ あなたはわたしを 愛してる たぶんそのはず そうならいいな
3
もっと見る
美雨羽
心内、歌にしたくて伝えるの詠むことだけが唯一の手段
3
もっと見る
inosann
売り上げに歪みてこぼす愚痴もまた味噌と溶かしつつ妻つくる夕餉
11
もっと見る
早花
私から突き放すことは出来ません。なのでどうぞ君の方から
5
もっと見る
詠み人知らず
はらはらと木の葉が落ちていくように言いたかった言葉が消えてく
3
もっと見る
詠み人知らず
その鳥は夕日沈めば死ぬという 迎えし朝は美空に鳴くと
8
もっと見る
葵の助
深海で鯨の声を受信する準備なのかも頭が痛い
3
もっと見る
イマココ
苔むした桜の老樹に触れ居れば手のひらつたう歳月の濤
3
もっと見る
芳立
湯あがりの俺はいつでも死ねさうだ君の炎の沼にとびこむ
8
もっと見る
盲目泥棒
過労死の寸前だった頃の手帳トースターで焼くその二分間
3
もっと見る
詠み人知らず
卵液を鍋に落とせば透明度失ひつつも形ととのふ
4
もっと見る
高島津 諦
逆剥けを一本一本はぐようにあなたのことを忘れてゆきます
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
吊されたズボンは今も土砂降りであなたを待った時間みたいだ
22
もっと見る
ヒナ・ヒナタ
運命をオン・ザ・ロックで飮みほして欠けることなき月を待つてる
30
もっと見る
恣翁
日溜まりの山茶花の下 居眠れる猫 捨てられて懐かざるべし
19
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[27]