山桃のお気に入りの歌一覧
かっぱちゃん
一面を朱色に染める曼珠沙華葉と出会えずに寂しかろうに
3
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みつば
擦りきれた指先 きみは「きれいだ」と微笑み それで治してしまう
7
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笑能子
必死やなスパムメールの粘り腰道を変えれば偉業となるに
5
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緑里
予報図が雨雨雨の週末を手書きで晴れに変えているきみ
7
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ねずみ
あまてらす かみのみこころ ひとはみてあさひと思ひ ゆふひと思ふ
8
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ねずみ
ひさかたの光のなかの立ち葵手を振り君を見送る朝に
9
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ねずみ
鮮やかな 浴衣横目に 地藏盆母のお古に 泪 一粒
8
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ねずみ
かくりよの いづなかくるる ぬばたまに夜はしんしん耗弱なる
2
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半格斎
窓に入る生成りの色や秋風にのせておくらむ小田刈の月
12
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あき
どれだけの気合い入れたか知らないで吹き付ける風 寒いじゃないの
20
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光源氏
いとせめて苦しき時はむばたまの夜のネオンにさ迷ひて寝る
13
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三沢左右
陽光に浴し カラスは丸き眼に人とふ輝石ひとつ映しき
13
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七色コイン
亡き父のガラクタ集め見入るなり涙溢れてとどまり知らぬ
27
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住川幸
密めきつ花瓶の机を確かめに 死というものはほんとにあるかと
5
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ゆうくん
緑葉の 傘に寄り添う 柿の実は 雨ふる里に ともる秋の灯
16
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京
机に耳あてて工場の音がするあとすこし目を閉じていていい
3
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猿ノ丞狂介
オシムらの人の心を知らぬまにサムライジャパンはなぞ鞠を蹴る
5
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光源氏
山の端にいさよふ月を出でむかと思ひやすらふ白菊の花
16
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浅草大将
人住まぬ荒屋の庭にななかまど燃えて霧のみけぶる夕暮れ
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たんぽぽすずめ。
草苅りの戦も終えて安らぎぬ獣の我へ土砂降りになれ
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