山田美弥のお気に入りの歌一覧
トーヤ
「秋です」と最初に教えてくれたのは声も届かぬ高き青空
61
もっと見る
若楓
君の手に触れてみたいの明日こそはカルピス如何と勧めてみよう
16
もっと見る
まるたまる
サクサクと棄ててきたものに埋もれて手だけが出てる息ができない
14
もっと見る
でくのぼう
みたされぬこころまよひて歩くみちひとり生くるも月は照りをり
28
もっと見る
由良
シャリシャリとシャーベット崩す勢いで貴方の本音を突っついてみる
12
もっと見る
垂々
残像を消すために行く こっぴどくフラれた店に違う男と
34
もっと見る
田中ましろ
この街の背丈が伸びてゆくさまを河川敷から猫は眺める
15
もっと見る
山本克夫
やすっぽいビニール傘はなげすてて いま からだじゅうできく雨音
62
もっと見る
秋ひもの
幸せになれ イクジナシ・ロクデナシ・ヤドナシ・ヒトデナシの末路で
18
もっと見る
螢子
朝顔の芽はぐんぐんと伸びてゆく朝陽吸い込み咲くその陽まで
15
もっと見る
じゃこ
苦虫を実際に噛み潰したらそんな顔では済まんと思う
9
もっと見る
海月琉珠
窓閉じてストーブに火を入れててもひとりの部屋はちゃんと寒くて
6
もっと見る
海月琉珠
もうダメだ生きてゆくのも嫌んなったどれで逝こうか・・・お腹がすいた
7
もっと見る
海月琉珠
わが父の「食え食え」と言う愛情が身に染み過ぎて飲んだ胃薬
9
もっと見る
海月琉珠
隅々がわたしのもので溢れてる部屋に溺れて人工呼吸
8
もっと見る
谷川めぐむ
デスノートなんていらない リヴノートください 彼を生き返すから
5
もっと見る
じゃこ
ケーキならまだ許すけどサンタさんジャスコで餃子売ってちゃだめでしょ
7
もっと見る
瀬波麻人
通勤の乗換駅にすぎないがかつて女が泣いていた駅
13
もっと見る
羽
彼女ならどう詠むだろう花を見てふと思う冬のひだまりを抱く
57
もっと見る
リンダ
半分のくせにやたらと照らしてる月に阿呆と歯向かう週末
18
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>