御崎 耕のお気に入りの歌一覧
粕春大君
むらさきのゆかりなるらむ武蔵野の招く尾花に出づる月影
26
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粕春大君
潤へる土の命に生けらるるこの五体をば地にぞ投げたき
25
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粕春大君
風もなき宵の葦簾にしみ入りて岩もる清水の音の涼しさ
29
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粕春大君
月に映ゆる柴の籬のあぢさゐの白きよひらに道も違へず
24
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粕春大君
きぬぎぬに霞の衣かはたれの空にのこしつかへる雁がね
20
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垂々
ケータイは深夜になると重量を増すのでおやすみメールください
21
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垂々
たぶんこれが最後になるね 楽しげにみえるふたりを影でつくった
21
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垂々
その先は言っちゃダメっていうように「今も好・・・」で逝く黒ボールペン
37
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垂々
体温で補い合えていたうちに「さびしいよ」って言えばよかった。
44
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垂々
「かなしい」をちゃんと悲しい味にして形にするからきらいよ 涙
31
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垂々
海にきて海ばかり見てる横顔を見てるばかりの恋愛だった
29
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島祝
鈴が音の早馬の鞍に風を受け夏野を駆けよ涼しかるべし
20
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垂々
かぎりなく一人と思う ハンドルを左にきってながれる乳房
37
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光源氏
涙川心こもらぬ歌の瀬にしがらみかけてせくはむなしき
27
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薫智
GoodBye前に付け足すSo Longさよならまたね未練が一つ
35
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ゆびきゅ
枯れ落ち葉 うさぎが鼻でかきまわす 新たな森の下ごしらえに
32
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聴雨
あぢさゐの花瓣あはき涙いろ祕めゐる想ひほの映りをり
20
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島祝
花ならば色づくものを白ゆきの消ゆる春日ぞかなしかりける
17
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ひの
最小の単位で夏がここにある歯をプチトマトに立てる瞬間
54
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垂々
純白をギュッとかためた雲の手に招かれている「ようこそ夏へ」
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