詠人不知のお気に入りの歌一覧
螢子
風に乗り花のかほりの継がれゆく蝋梅白梅沈丁花へと
13
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悠々
一滴の雨を祷りて生きる地となに変わるなきわが棲む街も
15
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でくのぼう
雨音のリズムだけ聽く別れの日離れがたきカフェの夕刻
13
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光源氏
いかでかはみだれ散りゆく花櫻すさむ心をなだむる夜に
12
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浅草大将
天路には雲隠るとも世を照らす月は心の内にこそあれ
27
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島祝
見渡せば人や来たるぞ寒櫻めでよめでよとさきをあらそへ
10
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詠み人知らず
水滴と光の粒をはじかせてシクラメンの赤い誘惑
11
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粕春大君
はまぐりもいはねもふたみにわかるともしめゆふ人ぞよりあはむとや
24
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庭鳥
歳問えばティーンと答え次々ともっと幼く見える子どもら
6
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薫智
ほのぼのと春の陽気に身をまかせ幸せになるひなたぼっこで
9
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日央
山間の音無きしじま 耳澄ませ「山の音」とした心を感ず
10
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光源氏
花さそふ君が袂にまどはされただかりそめの宿をもとむる
17
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でくのぼう
野に山に 花眺むれば 夢現 心漫ろに 春は明けつつ
8
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粕春大君
神さびし伊勢の御橋は栲衾常盤の森に白渡りをり
19
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光源氏
とこしへに春を待ちたる砂時計余りの心知るよしもなく
21
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山桃
夕暮れは色を奪いて失せにけり野に忘れ来し緑の帽子
14
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只野ハル
通り道桜のつぼみふくらむを今朝も見上げて門をくぐりぬ
8
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銀
逃げ込んだ音楽室の日だまりできみが溺れる赤の旋律
12
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でくのぼう
旅衣風は泣きをり蒼穹に舞ふ鴉は歸れど人は歸らじ
8
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粕春大君
夜半の雨過ぎて露けき花の野はけふ胡蝶舞ふ夢のごとくに
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