有為のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
底が無い闇へ落ちてく鈴を取るイメージだけは捨てず生きたし
24
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たんぽぽすずめ。
まだ君を愛してるってメールとかしたいが出来ぬ四月一日
43
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庭鳥
しの字かき羽根を繕ふ白鳥の胸の白きを食ひ入りて見る
9
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紫草
猫のやつ腹が満つればそっけなく呼べばしっぽで返事しやるの
15
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紫草
鶯の高鳴く声にハッとして顔を上げたり 四月事初め
7
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粕春大君
年ごとにふたたびみたび咲く梅の花をこそおもへ世を政るひと
18
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恣翁
玉杯に湛へて 旨き越の美酒 酔ひて 何処の竹葉か忘れむ
16
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はな
自分から立ち去ることを決めたのに置いていかれたような気分だ
27
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七色コイン
自分では気付かなかった今までは 俺ってかなりモテているかも
13
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みやこうまし
春風のぷんと匂いてふと見れば足もと近く沈丁華咲けり
9
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悠々
歌へないカナリアなんてほつとくさきつと戀でもしてるんだから
19
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七色コイン
砂つぶが付いた米でも食えますよ。祖父に習った男の作法。
28
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聴雨
春の夜のまだうら若き花ひとつ落とすは阿修羅のごとき雨かな
8
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悠々
なにげにもれたすせろりはふらんすの少女のごとし生のまま食ぶ
11
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悠々
かなしみの春よろこびの春さまざまにつばめよつばめ海超えて來い
14
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芳立
あると見し日々のかさねはしろたへの雪に消にけり色もかげりも
7
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芳立
ことさへくからき戸閉てずつひの日の暮るるに長きわざはひの影
5
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聴雨
無機質な壁の寒さを知らされる終の暦をめくるゆびさき
15
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みやこうまし
招かれし山の温みをじかに知る落ち葉の嵩に足踏み入れて
11
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猿ノ丞狂介
男系の皇族今や微かなり三笠宮にも出でしツキかも
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