観月りょう のお気に入りの歌一覧
銀
ひだまりに許す猫あり肉球の示す明日につつましく虹
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螢子
泣く女は嫌いだなんて言ふ君に泣かされている我の哀しみ
8
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たんぽぽすずめ。
もし時を止められたなら好きだけをあなたに抱いてそのままなのに
10
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粕春大君
碧き海を鈍色に染めし巖より鉄の雨降る夏 忘るまじ
6
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詩月恵
蓑虫が泣いているからさよならを決めたわけではないのだけれど
4
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螢子
十六夜の月は朧に出でしかな忙しなき我見守り給ふ
4
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詩月恵
色変えぬ松には松の秋がありときめく想い隠しているだけ
10
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たんぽぽすずめ。
つつがなく生きれず思ふ母を出て抱かれて乳を吸わむ温もり
5
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螢子
見えぬ糸に吊られているや桜紅葉くるくるくると宙廻りをり
8
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四季野 遊
己が名の織られし歌にゆくりかに胸打ち震う愚かなるかな
5
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粕春大君
秋の野の旅路にそへる姫菊に我がみし人ぞ忘れかねつる
13
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葉月きらら☆
あの人の白髪が増えてゆくたびに愛しく想う恋は盲目
16
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詩月恵
火恋し 他には欲しいものもなく凩のなか探す温もり
2
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たんぽぽすずめ。
憂ふ夜は羽毛布団にペガサスと名前を付けて朝へ飛び立つ
8
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falcon
いつとなくあくがれそめし花の色君が朱華の袖とぞ見ゆる
6
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はなこ
うたのわでみんなの心繋がって生きるこの世の道標となれ
26
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さる
豊穣の秋見つけたり稲の穂の頭をたれる田圃道ゆく
4
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螢子
山の中家建てるための道なれど獣道となり里に下り来る
6
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たんぽぽすずめ。
富士山に涙をあげて真っ白く固めた空はどこまでも蒼。
10
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粕春大君
星月夜鎌倉山を吹き越えて木の下露に秋風ぞ吹く
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