海月琉珠のお気に入りの歌一覧
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「父親は生きてるんだ」と渡された住所頼りに着いたローソン
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山本克夫
とうめいのガラスなど無視するようにわたしはただ窓枠をみがく
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銀ねず
寝ぬるまへのたくらみ一つ為さんとす今日このときの秒針の音
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竹本未來
翻る鳥のかたちの秋の葉にブーツの踵かつりと止まる
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竹本未來
つまらない色合いならば今一度 白でつぶして好きに塗るだけ
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きりあ
おじいさん懐中電灯持ったかい散歩はいつも花の真夜中
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串野
忘れても忘れてもなお忘れたいなに忘れるか忘れてもなお
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まき
居る場所がなくていつでも探してて移動距離なら千キロ超えた
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でくのぼう
闇あれば 光り射しくる 故郷は 農家ぞ朽ち果て 跡も殘らず
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庭鳥
今日からは経理歌人を辞めましてバイト歌人となります。エヘン
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銀ねず
姫君は疲れたまへり かかる夜は汝に御足を揉ませつかはす
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銀ねず
したい気持ち閉じ込めてまで詠む歌の「てにをは」荒れてカタコトコトノハ
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下地杏
思春期に太宰治に道をきくようなあんたがそもそも悪い
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まき
「オムレツは味よ」と義母が言ってくれ具のはみ出したそれもオムレツ
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まき
かなしみは今日の空色澄みきった青で洗濯しても落ちない
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銀ねず
「よっこい」とまで言いかけて飲み込んだ「しょ」の蓄積が歌として出る
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銀ねず
正論を並べ疲れたたましいがさまよう 自分の敵は自分
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でんでんむし
「ありがとう」に置き換えることができるなら、その「ごめんね」は言わなくていい
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銀ねず
俺が来たからには時限爆弾は3秒前で止まるきまりだ
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悠々
コノ歳デコノ苦キ酒、噛ミシメテ呑ミホス恋ノ盃重シ
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