みづ子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
さみどりを 無邪気にはじく 雨音に 急ぐ季節も しばし佇む
30
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芳立
すぎたりし春雨になほうるふ月満ちてさらへるひとのこころは
12
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浅草大将
老い桜なほ青葉せりいくたりのかばねを夏の土となしてか
16
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光本博
年輪は顔の白さにあらわれて路地にチワワの歩み健やか
10
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もなca
前髪を踊らす風の清しさにあかず佇む夕間暮れ時
15
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詠み人知らず
星空の 表紙の日記に 眠る君 どこかで今も 輝いていて
19
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そらの珊瑚
磨かれた空に足跡つけていくいたずら小僧のような雲たち
7
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本間紫織
思いきりこぼしていいよ 満ちちゃった月のせいさ、と言ってあげるよ
5
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れお
歌を詠む 二人の溝を埋められる言葉を持って旅立つために
2
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れお
見下していいよ 世界もその君も 見上げる僕が星を掴むさ
3
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れお
僕たちは世界の果てに届かない だから怖れず全力で行け
3
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白亜
潮の香に誘はれたる眼には 波に揺りたる海鳥のかげ
8
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白亜
波おとをはるかに聞きし朝の窓 花の香かげば潮の香ぞする
12
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白亜
やや欠けし煉瓦の影のモノクロに 坂につのりし百年おもふ
7
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れお
短距離か長距離なのかわからない恋でもクラウチングスタート
6
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詠み人知らず
散りぎはのみちをたづねて迷ひけん木下の闇にうかぶ花かげ
8
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風蘭
オレンジの月に呼び止められた時見つけた気持ち綴りゆく夜
18
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裕二
ぎつぎつと心が鳴るのを聞きながら君に笑ってほしくて「平気」
6
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白身魚
甘いだけの言葉が体を通過したカロリーゼロのコーラみたいに
4
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しづく
歌なんて二度と歌えぬ気がしてただってここにはあなたがいない
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