平 美盛のお気に入りの歌一覧
洩矢転石
自転車を二人乗りしたぼくたちは友達じゃなく共犯者だね
4
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夢士
車窓より土手の桜のさんぶ咲きちょうちんの灯の続くを眺む
19
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詠み人知らず
終電に乗り遅れたるホームにて空見上げれば火星またたく
3
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河のほとり
山の井のあかぬこの世を離れゆく君が心や嵐なるらむ
9
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へし切
華やいだ春の日なのにもの悲し年ふるごとに夢消へゆかば
24
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へし切
春や晴る旅立ちの日を祝ふがにさくらの花が微笑みて咲く
21
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夢士
ヒヨとなり寒緋桜の紅の花白のブラウス貴方のもとへ
8
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詠み人知らず
ほろ酔いで窓辺にもたれ眠ってる そんな君から目が離せない
23
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小林道憲
南から北へとのぼる淀川の船と競えり桜前線
16
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ふきのとう
白色のブラウスを着る春の日はピンクの紅がほのかに匂う
14
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詠み人知らず
博多発あさ一番の「のぞみ」には 喫煙室の孤独が似合う
14
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ほの香
さくら川逢瀬の春は泡夢の浮き世流れて行く先も見ず
15
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紹益
咲き誇る 花を無情に 散らしたる 恨みぞ深し 週末の雨
22
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まりこ
温みゆく堰のほとりの猫柳 優しく手折る冬の形見に
3
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薫智
ナビタイム上ならすぐに行けるのに恋も距離さえ迷い続けて
7
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紹益
ようやくに 暖かくなり 初つばめ 疾風のごとく 縦横無尽
19
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詠み人知らず
亡き母の餃子の焦げ目しのびつつひとり石投ぐしのばずの池
8
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夢士
記念日と思ひて求む祝い菓子ペロリと食ひて今日は何の日?
9
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みやこうまし
今日の雨汚染粒子を含むかな 痛む心で西空見上ぐ
11
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へし切
標なき道をたどれば迷い中止むもならず帰すもならず
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