村木美月のお気に入りの歌一覧
里香
理想像 たとえるのなら 深い海 しずめる青さ 天うつす広さ
13
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夢士
うす陽さす秋の一日の即位の儀民に優しき今日の祝日
12
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夏深
夢くれし人を恨むまい嘘さえも過去を彩り今も息づく
6
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鷹雪
ひとつだけ語尾が敬語になってたね そうだね 他人になったんだよね
106
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滝川昌之
気を使い「行ってきます」と去る息子きみ待つ街に帰るとしても
22
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横井 信
痛みなど知らないように降る雨にそっと流した祈りの言葉
16
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詠み人知らず
咲き滿ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしむ君を忘れず
19
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翠燕
一度きり 縁あらばこそ 巡り会ふ 一期一会の はかなきを知る
22
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沼尻つた子
いまふたり身投げしたなら新聞に「男女」と書かれる「夫婦」ではなく
16
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詠み人知らず
手を伸ばし君の背中に触れてみる私のものにはならない君の
31
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つばす
アメダスの水量分布はその地方の 痛み嘆き怒りの分布です
4
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翠燕
自我に問ふ 答へ出ずとも 何度でも 長きの恋の 前途は雲路
13
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ファッ休
手の届く範囲を世界と呼ばせてよ 世界に笑顔が満ちますように。
5
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滝川昌之
食い縛る日々多かりき五十代 耐えきた奥歯 傷む齢よ
16
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うすべに
みほとけに捧げる祈り木犀の 炎ゆらせて香り流れる
9
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KEN
珪石の かけらのやうに 輝きて 小鳥は眠る 嵐止む朝
13
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聴雨
ほのにほふ金木犀の花どきを色なき風のふところに知る
14
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灰色猫
あの月と繋がりたくて真夜中の ジャングルジムのてっぺんに立つ
65
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うすべに
あかつきの月の涙のひとしずく 葉先にやどる消えゆくものを
11
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灰色猫
切なさを癒やす言葉を求めたの恋の歌では満たされないの
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