悠々のお気に入りの歌一覧
沙久
殘雪や 漢の精の 一しづく この目で見れぬも 心眼で感じ
15
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林林
難しいと決して言わぬと誓う子ら三百ピースのジグソーパズル
19
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詠み人知らず
ごめんねと妻がいうから愛らしく 上司だったら 殴りたくなる
12
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詠み人知らず
雨降りにテールランプが滲むのを 陳腐に思う 間欠ワイパー
18
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コーヤ
溢れたる若き想いをはつらつと詠みゆくあなたに心惹かれて
17
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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只野ハル
残雪や漢の精の一しずく髭剃り後の肌に擦り込む
13
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只野ハル
早朝の雨に去り行く彼女の乗る機体を見つつ濡れて呑む酒
14
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葱りんと
残雪や漢の精の一しづく 萌ゆる緑で 受ける融けてく
16
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ながさき
「祈り」とは 負けない勇氣、うなだれる 自身の弱さ 叩き出す所爲
25
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リクシアナ
メロディーに撥條ゆるむノイズ音もどらぬ時を誰か歌はん
17
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リクシアナ
葉隠れにさえずり交わすキビタキの黄金に染まる初夏のたそがれ
19
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リクシアナ
忍びよる恋はくせもの物言わぬ花を映してゆる水鏡
18
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リクシアナ
疲れはて沈む心にハマナスの色は鮮やか夏へいざなう
17
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リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
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恵
手を延し「母さん」でもなく「おい」でもなく最後の言葉は母の名でした。
38
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野吹
ゆく春よ契りてもがなまた逢ふと佐保の川辺のこの花の下
13
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野吹
春の夜のけふの月影霞めるはならひやならず我が涙にて
8
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野吹
石上ふるき吉野の宮こでは月はと渡る花の浮橋
8
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野吹
桜花散らなば散らんゆくすゑのわからぬ身をば隠してもがな
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