氷魚のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
指先でつながっている路地裏の空うっすらと飛行機雲の
5
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茂吉
寝て醒めて 潜りつづける螺旋上蝶が私か 私が蝶か
2
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白亜
ブラインドを抜けたひかりの縞模様 人はしづかに受けとめてをり
20
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ケンイチ
この闇に尽きずにゐたり秋に朽つ花のいのちのもの思ふ雨
17
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紫草
月宿るさみしき夜の繰り言は 悟り顏した猫に聞かせて
18
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まるえふ
強くあり女々しくもある僕だけどまあそこそこに笑顔は見せる
14
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浅草大将
バッコスを海に眠らせアポロンの愛琴に風の哀歌鳴りつつ
13
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ほたる
一本の煙草が尽きる時間だけ君の孤独を見つめている秋
25
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詠み人知らず
青空をあの鳥みたいに泳げそうデニムの裾をまくり上あげたら
10
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鹿男あほでよし
大人とは 大きなうそをためらいもなくいう人 という意味でしょう
8
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ゆみうさ
かた結びほどく指先あふれだす気持ちに名前つけらんなくて
7
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詩月恵
がらがらの電車でぽとり涙落ちあなたが過ぎる鈍色の空
12
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七色コイン
生きたいとDNAか叫ぶから生きる力が湧いてくるんだ
17
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逢
忘れなきゃすすめないって言うけれどすすんでいればいつか忘れる
28
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一
本当の意味がしゅわしゅわ溶けるほどごめんなさいを言い過ぎている
7
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まるたまる
摘まれてもないのに落ちる柿の実の青く小さな無念を拾う
28
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まるえふ
納得のいかない事が一つある二つあるいや三つある・・・いや
10
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あき
味気ない そんな毎日変えたくて塩と胡椒を手にとってみる
29
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たんぽぽすずめ。
もう君の手を掴めずに沈むほど星がまばゆい我の重力
13
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たんぽぽすずめ。
悲しみを燃やして四季をひた走る歌人は永久にハイブリットかも
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