みなみぐちのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
どこからか溶けだしそうな春の日にヒールを履いていま会いに行く
15
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詠み人知らず
コンデンスミルクの香り春近し
9
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垂々
音のない「またね」車窓を曇らせて 3番線のドア閉まります
40
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げしゅと
思いつくありとあらゆる言い訳を詰め込んだのでザラリと甘い
15
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逢
心まで亡くなることを「忘れる」と言うんだ わたしを覚えていてね
31
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逢
まちがいは消すためにあるものじゃない もうホワイトは引かないでおく
25
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逢
I pray まだ諦めるときじゃなくわたしにもできることを探そう
15
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垂々
きえていくものはきれいね うそつきが吐いたタバコの煙のわっか
37
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逢
白い色えんぴつだけがとがっててそんな正しさならいらないよ
35
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垂々
枕木のとなりにはまた枕木があってかがり縫いの道をゆく
29
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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逢
やさしさに満たされていくとき肌はあたたかくなると知っていますか
11
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逢
あたたかい人が伝える「ごめんね」と「さよなら」だけはどこか冷たい
9
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逢
「負けないでほしい」と言われ あいこでもいいと気づいた君のやさしさ
20
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逢
幸せになりたかったの ありがとう あなたとわたしのハローグッバイ
9
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逢
津山駅 わたしは大人になるためにここからどこへ向かうのだろう
35
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逢
きっともう子どものままじゃいられない ふくらんでいく桜のつぼみ
25
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逢
そうやってあなたは忘れていくのだろう スケッチブックをびりっと破る
22
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さとうはな
「初めて」を部屋に残してきた夕べ わたしの中のことりが孵る
17
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さとうはな
空色のソファに貝殻ひとつづつ 並べ、失くした少女期の夢
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