みなみぐちのお気に入りの歌一覧
あき
いいかげん寝ておしまいというように夏の気配は夜に冷えゆく
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あき
絶対に泣いちゃうとこは「今度いつ帰る」のところ まさしの案山子の
8
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千夜子
「だいきらい」 君の口から出た凶器どうか私の鼓膜を切って
9
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千夜子
べたべたり 素肌に巻きつく罪と罰 夏の十二時生ぬるい風
8
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垂々
ふちの欠けた訂正印でつけられた傷は愛だったんだねきっと
7
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垂々
この傷をさらにひろげるその舌を愛と呼ぶのはおかしいですか?
21
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geriondc
「そんなんじゃ日が暮れちまうぞ」夕空のいったいなにが憎らしいのか
8
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geriondc
「水ないよ」「乾燥乾燥」加湿器のアラーム音に歌詞つきのひと
2
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氷魚
つまさきで器用に歩く女たちかかとをつける余裕もないのか
5
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氷魚
いじらしく花を食む小鳥になれたなら「さくら」味にも寛大になる
4
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逢
この指にとまった蛍 ほんとうはあなたを嫌いになってなかった
12
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遠井 海
「だっこー!」と甘える子がうらやましくて五歳に抱っこをせがみ蹴られた
12
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遠井 海
向いてないながらも母親業をする自分のために買うカーネーション
24
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卯月
ひとつずつ好きだったことを手放してわたしがどこにもいなくなるまで
5
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垂々
心からすこしはみ出るさびしさに羽をつければ始まる四月
10
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キタハラ
触れられるおっぱいのある私より綾波レイを愛するひとよ
19
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垂々
ちょっとしたバグなんだろう 違う名をつぶやきながら眠る君とか
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垂々
「人」の字の短いほうが消息を絶った 地面がぬかるんできた
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垂々
人間の夏の失意を飲み干してあしたの向きで枯れたひまわり
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垂々
その先は言っちゃダメっていうように「今も好・・・」で逝く黒ボールペン
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