楓のお気に入りの歌一覧
恣翁
石垣を伝ひて遊ぶ磯蟹に 「生きたし」と 君独り言ちけり
58
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夏恋
何故君はそんなに弱いのかと言ってあたしの左の頬に触れた手
32
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みやこうまし
「髮ぐらゐ自分で梳けよ」と云へずして 認知の妻の白髮を梳く
20
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ふきのとう
歓喜するオリンピックの開催に七年後のわが歳を数える
18
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おおしまゆきこ
何事も無きまま今日が暮れてゆく 冷めた番茶に潜む淋しき
14
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詠み人知らず
美しい記憶が遠い過去になり 新規のメモリがあなたで埋まる
16
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光源氏
やすらぎを求めて参る三井寺のかなしきほどの蝉のこゑかな
16
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inosann
いくつかの心の傷が癒えるよう今日の出来事歌にしてみる
106
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詠み人知らず
綾鷹と伊右衛門で悩むほどだから 恋の相手は片手で足りる
20
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たんぽぽすずめ。
暇つぶしだが人生はそれぞれが笑み合うための長い旅です
10
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さく
恋歌を紡いで投げては空回り一つくらいは届けばいいのに
12
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詠み人知らず
迷い犬 少女三人囲んでる 心配よそに 子犬楽しげ
20
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みやこうまし
酸素菅鼻に入れられ点滴のパイプに繋がれ われは病人
12
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ふきのとう
これほどの自然の猛威におびえるもなす術もなくニュースに見入る
15
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葉月きらら☆
五十路過ぎ父と主人の歳の差は二つだけれどどちらも子ども
11
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只野ハル
疲れたよ頑張るぞスイッチが入らない横たわったまま天井を見る
10
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恣翁
夕風の吹きて 水面に細波を走らせ プールはひっそりと在り
30
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紫草
伸びてきて肩におかれた君の手の纏わる熱さに声を洩らしぬ
18
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葉月きらら☆
倦怠期迎える間なく嫌いにもなれないままで消えたあの人
18
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もなca
苦しくて泣きたい時に文字数を数える吾はかなりおかしい
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