灰猫の爪のお気に入りの歌一覧
竹本未來
特別な涙をながすあのひとの とてもやさしい毛布になるの。
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竹本未來
朝焼けに水平線が震えてて海の囁きだけがきこえる
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竹本未來
舞い落ちるひとひらの秋吸い込んで深く奥まで染み込ませよう
10
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竹本未來
「みくちゃん。自費出版で本だしたような男を好きになっちゃダメ」
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竹本未來
滑らかな素肌のうえで線なぞる眠り失った儚げな舌
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竹本未來
タンバリン叩けば星が飛び散ってほら降り注ぐ甘酸っぱい棘
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竹本未來
永遠に再現はできないだろう。あの夏の日のカルピスの濃さ
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竹本未來
しっかりと二人繋いだ手にメモる夕食のお買い物リストを
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竹本未來
汚れだと思ってふいたその色は鮮やかな傷口だった月夜
17
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竹本未來
流れ込む日々のノイズを咀嚼せずすべて吸い込む真っ黒なこころ
11
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竹本未來
君との恋は高速回転する星のしっぽにしがみつくよう
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竹本未來
ようこそ!ここが私のココロです 廃墟の床に赤い野いちご
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竹本未來
シャーレから盛り上がる夏ぎりぎりの世界が震え私は終わる
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竹本未來
恋である必要なんかないのだ。きみとぼく一緒に笑うことに
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竹本未來
明け方の悪い夢から醒めたとき鍵をまわした音がきこえた
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竹本未來
特別な君の指紋の渦巻きをゆっくりとなぞる青っぽい夜明け
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竹本未來
「宇宙」ならその角を右に曲がって「宇宙」といえばひろがりますよ
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鷹雪
喚けばいい 呪えばいいよ 神様は憎まれるためいると思うよ
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ムラサキセロリ
エントリーシート書くこの手でこれから飯を食うのだ 嘘みたいだ
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ムラサキセロリ
「すぐ出して運転手さん!」「そうは言うけどこれは多摩モノレールだよ」
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