庭鳥のお気に入りの歌一覧
モニカ
またねとか元気でねとか繰り返し特急電車はまた過ぎて行く
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リンダ
この青を見るためバスに揺られおり熊野の海に心奪われ
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リンダ
目を閉じて一語一句を反芻し顔なき人の言葉冷たき
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リンダ
わたくしの存在価値を決めるのはあの人でなく世間なるもの
7
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浅草大将
くどくどと林檎の芯を吸いつくすまたも女にすてられた夜
10
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みやこうまし
残り火の心細げに時を打つ聞きたくも無き除夜の鐘かな
7
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河のほとり
道もなき吉野の里の雪ならで積もるは思ひばかりなりけり
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詠み人知らず
憧憬の真の思ひ伝へたし空蝉の恋とは知りせども
3
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詠み人知らず
嵐吹く染井吉野の花に似てともに散るらめ君と我こそ
2
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詠み人知らず
幸せを巾着袋に入れといて小出しに食べよう辛い時には
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紫草
眠り来ず指を折りつつ歌を詠む しばし微睡みするりと忘る
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敷島ヤマト
「君のことならなんだってわかる」って(すごいね私もわからないのに)
3
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たかなしゆり
「僕のこと忘れないでよ」英単語 「嫌いになっちゃやだよ」数学
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弥生御前
タクシーの 後部座席で手を取られ 崩れてしまったポーカーフェイス
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猿ノ丞狂介
和歌の海八十島かけてこぎいでぬと沈むべらなり我の泥舟
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芳立
果てぬべきわれと嘆けばけやき葉の深まる色ぞまだ散りもせぬ
12
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芳立
春たちし日より十月の旅をきてかへりみすれば百くさの咲く
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リンダ
信楽の山に囲まれ大小のたぬきの群れが淋しいと言う
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たんぽぽすずめ。
五メートルほどの垣根を群青の朝顔満ちて冴える冬空
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たんぽぽすずめ。
大好きな林檎をナナのくちばしに合わせて切れば愛のさいの目
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