宇津之宮のお気に入りの歌一覧
遥歌
素粒子の 正体を知る その時に 出会うは 己の 神かもしれぬ
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車男
わが前を導くごとく飛ぶ蝶は涅槃西風待ちているらし
15
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裕月
やわらかな鈍の空から落ちる雪すべてを包みこむまで積もれ
4
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京都次郎
うたびとの うたをながめて 馳せてみる あなたのすがた あなたのこころを
4
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遊粋
落ち込んで 落ち込み続けて思うのは 思いの分だけ 痩せただろうか
1
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東大寺
寒々と 夜の明け来るを 見届けて 風の旅立ち 雪国の朝
8
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晶羽
ほととぎすも有明の月も見ないけどあなたがいるからうたが詠える
1
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あるある
その時に何思ひける祖母の靴燒き場で母が胸に抱けり
8
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京都次郎
水の上 ゆらりゆらりと たゆたえど 沈むことなく 生きていくのだ
1
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車男
風止みて写実派になり 草もみじ艶やかに描く池の面の絵師
13
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宇津つよし
神様においとましますと言ってから生まれてくるのまた会うけれど
6
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霞草
庭に咲く 名前知らずの 雑草に 取る手も休む 花つけるころ
4
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浅草大将
春の夜をたどる夢路にゆきふればはやも何処かしら河の関
5
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車男
冬枯れの梢に揺れるもみじ葉を柔らかき陽が射して労う
17
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仁 呼
石激る 那智の大瀧 見上げれば 龍の鱗と 空に舞うなり
14
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仁 呼
好物を 尋ねど答へは 無しのみか ありの實運ぶ 盛りなればに
12
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東大寺
本宮の 石段下りて 杉木立 熊野古道に 冬の彩り
12
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京都次郎
石垣の 堅き隙間に 萌え出づる 我も倣いて 苦難を超えん
2
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車男
ひと殺すために生きたという者のししむらのみをゆずってほしい
15
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8月24日生まれ
善人が損して悪人得をする 神の悪意か悪魔の好意か
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