水葉のお気に入りの歌一覧
浅草大将
野にあれば人みな愛づる曼珠沙華何を思ひて墓場にぞ咲く
31
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東大寺
髪を切り 君は心を 断ち切った 火花のように 強く激しく
20
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浅草大将
秋風を寒みさざめく木の間よりいささ震へつ降る月の影
11
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詠み人知らず
落ちる葉が煉瓦に描く踏みしめて辿って行けば秋は深まる
9
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浅草大将
越の海きり立つ崖をながむれば今宵泊りは歌の里かも
4
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浅草大将
月影はいかにすみだの川とても濁る流れの雲やかからむ
15
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粕春大君
蓬生の宿をおとなふ者もなし時ふる里の鈴虫の声
12
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螢子
あるがまま受け入れよといふ言の葉は龍山寺の神のお告げや
2
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詠み人知らず
火の海で溺れて堕ちる華だけじゃ無いと語るは白曼珠沙華
7
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浅草大将
風なき夜屋根の狸の来つつ打つ月の砧の音やよき何故か
10
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千紘
心のね ネジがどこかに飛んでって涙があふれて止まらないのよ
10
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浅草大将
薄墨の秋のながめに人知れずくれなゐ磨く山のもみぢ葉
10
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田中ましろ
打ち明けた想いをひらり受け流し殺すあなたの微笑みの盾
7
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只野ハル
居る筈のない思い出の場所に来て自分ひとりの影を置いている
5
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葉月きらら☆
あの人に逢えない夜はサムライを首筋につけ包まれ眠る
12
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浅草大将
夜もすがらなき通しつつウイスキー一本あけて胃がきりきりす
8
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浅草大将
芦原に音もたち込むるきりぎりす晴れぬ一夜をなき渡るらむ
5
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浅草大将
君が香を共寝にふける笛竹のならぬ一夜に聞き明かしつつ
13
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詠み人知らず
秋海の泡沫色の硝子玉 中を覗けば名残りの潮の香
9
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大河千紋
枝垂れゆく祖母の背中で木漏れ日のゆらゆら揺るる小春日和かな
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