水葉のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
白くても黒くても我 見守って生きてゆきます 苦しくたって
7
もっと見る
詠み人知らず
肩先にとまる蜻蛉にたましいの重さを求め歩く菩提寺
9
もっと見る
浅草大将
現世に煉獄をくぐりては痛み苦しみそれも恩寵か
11
もっと見る
佐々一竹
瘡蓋が乾かぬうちにまた剥がす幾度過ち繰り返すとも
15
もっと見る
たんぽぽすずめ。
サファイアが褪せて多色なトパーズを見せる夜明けに 貴女が居ない
13
もっと見る
佐々一竹
御札を「おさつ」と読むか「おふだ」かで性格に差が現れるはず
7
もっと見る
浅草大将
閃光も届かぬ君の心にはどこ吹く夏の原爆の風
11
もっと見る
只野ハル
モニターのモネの睡蓮その中に入ってみたくなる昼下がり
5
もっと見る
浅草大将
はかなきも露に埋もれてひとときの命かがよふ朝顔の花
21
もっと見る
大河千紋
さにつらふ君が袖振る唐衣立つた側より天くくるとは
4
もっと見る
鈴桜
満つ月の隠れし時はありぬれど我が道照らす影はありけり
4
もっと見る
鈴桜
我見ゆる雲居にかかる彼の月をいかに見るらん君の想いは
3
もっと見る
浅草大将
時として胸に怒りをなすの湯の熱き滾りの湧きて止まざり
11
もっと見る
詠み人知らず
幾重にも折られた言葉ひらいてく形ないもの名前ないもの
4
もっと見る
詠み人知らず
月纏う鶸艶の絹の光沢が誘い行くは恍惚の海底
7
もっと見る
リンダ
湧き上がる入道雲が連れてくる激しい想いを冷やす雨粒
2
もっと見る
浅草大将
風吹けば軒に涼しき鈴の音の微かに秋は立ち初めにけり
10
もっと見る
大河千紋
げに歌は心を映せし鏡ゆえ人であるゆえときにうるはしときにつたなし
9
もっと見る
浅草大将
たまきはる心も空に逢ふことはかた割れ月を池に眺めつ
11
もっと見る
浅草大将
生す苔の千代の巖根に結ばれて五百重の波にかるることなし
5
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[17]