うにうにのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
ふるさとに便りを書こうかふた年を経た春の日の小路を歩めば
21
もっと見る
やすむ
脳みそが困り始めるより前に動く筋肉よ声よ傷よ
4
もっと見る
きりあ
珈琲を淹れて寝台覗きこむ戯言の末の恋に朝風
6
もっと見る
山本克夫
つちふまずのへこみから温かそうな砂場の砂にふれてゆく
2
もっと見る
山本克夫
三日月の尖端におそるおそる触れてゆく指先はいつも淋しい
1
もっと見る
じゃこ
斜め上向いてぱくぱく口開く(短歌詠んでる人のふり・A)
7
もっと見る
じゃこ
遠く見てカモーンみたいな指使い(短歌詠んでる人のふり・B)
13
もっと見る
詠み人知らず
君は歌う宇宙の底の底の底ほのかに溜まるひかりの中で
7
もっと見る
光源氏
言の葉のはつれはつれのしがらみに答へてぞ詠む瀬戸の川風
12
もっと見る
やすむ
この町で最も低いためいきから蓮と牡丹が咲き乱れだす
2
もっと見る
たんぽぽすずめ。
溜め込んだ冬服をみな捨てて良い春だあなたが側に居るから
6
もっと見る
薫智
ありがとうその温もりと優しさで今日も自分は生きていきます
13
もっと見る
リンダ
懐かしのお国言葉で島唄をうたう翁の皺は優しき
14
もっと見る
まるたまる
看護士に内緒で母に食べさせた氷ったみかん「美味しい」と言う
15
もっと見る
たんぽぽすずめ。
一首から真白きうなじ想像すお前もやはり男臭いな
13
もっと見る
やすむ
学生が剃った眉毛が集まって枯れ野を蘇、ら、したりしないか
1
もっと見る
ころすけ
女にはないのどぼとけがある首を見つめ十五の夏は過ぎたり
11
もっと見る
氷魚
彼のひとは濁すどころか跡ひとつ残さず消える 思い出からも
10
もっと見る
リンダ
不意打ちにぽかんと口をあけたまま弥生の初め雨に打たれる
5
もっと見る
まるたまる
春まぎわ蕾凍らせ猫柳水も冷たい暮れ六つ時は
14
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[54]