ひいらぎのお気に入りの歌一覧
螢子
水車にて挽きたる粉の蕎麦打ちぬ清流に育つ山葵添えたり
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詩月恵
受け入れたつもりはないのに泡立草気づけば君に占拠されている
13
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詩月恵
スタートの合図待たずに飛び出した流れる雲を追いかけている
6
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詩月恵
切り取った空の雨雲重たくて部屋の隅っこ膝を抱える
10
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でくのぼう
秋深しものの哀れを身に纏ひ枯葉蹈みつつ現を生きをり
16
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たんぽぽすずめ。
君だけが字余りになる恋歌は愛しくなって誰も責めない
22
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たんぽぽすずめ。
二十歩で行けず佇む御霊橋瀬に照る月に君を思はわば
5
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たんぽぽすずめ。
幾億の人が選んだ素のままではためく星は希望の一つ
5
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たんぽぽすずめ。
悲しみを満たして蒼き朝顔は秋雨を抱き凛と微笑み
10
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葉月きらら☆
幸せに不慣れな私否定する何かが自分強く支えて
5
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葉月きらら☆
終幕を迎える恋に言い訳を探して傷を縫い合わせてく
14
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たんぽぽすずめ。
雨色に染まりつつある街の夜を君と見たらば 幸も溢るる
7
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螢子
友達に戻れない我と友達にもなれないという君との空間
8
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螢子
鉢植えの桜の紅葉はじまりぬその葉の色に夕陽閉じ込め
17
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螢子
光の中君と歩むことなかりせば夢の中にて心ぞ歩まん
5
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ほたる
心臓のあたりに溜る違和感を ジェラシーという言葉にしてみる
18
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田中ましろ
喉に手を突っ込み自分で吐いたけどまだ其処に在る黒いカタマリ
8
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たんぽぽすずめ。
海に来て大の字になり空見れば人の弱さを忘れてしまう
26
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田中ましろ
泣けばすぐ許してくれる君といて生ぬるい秋の湯ぶねを揺らす
10
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田中ましろ
ていねいに作ったピュアな嘘だから気付かぬふりをするしかなかった
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