ひいらぎのお気に入りの歌一覧
螢子
ウルトラのシリーズ子守歌として寝かせし子らを思ふうたのわ
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螢子
便り無きは元気な証拠たとえそれが恋の終わりであったとしても
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佐々一竹
巨大なる絵本を繰りておさなごの嬉々と笑える姿なごめり
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たんぽぽすずめ。
枯れてなを棘で曇刺し立つ薔薇へ排斥された憎しみが湧く
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たんぽぽすずめ。
接続が中断されし我が部屋はたびたびなれど拍手せり夜
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たんぽぽすずめ。
底知れぬ優しさを見て底知れぬ怒りを買って惹かれ合うなり
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葉月きらら☆
恋をして貴方の色になりたくて自分の色を失くした私
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葉月きらら☆
君の為伸ばし始めたこの髪は今は自分の為に伸ばして
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葉月きらら☆
くちびるがふやけるほどのきすをしたあなたがわたしわすれぬように
6
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たんぽぽすずめ。
ゆうるりとほつれし雲の間の月に刹那き恋の抱擁を見む
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たんぽぽすずめ。
喜んで怒鳴りあったり哀しみを分け合う友が居て楽になる
5
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たんぽぽすずめ。
うたのわのを繋げたままで寝に落ちてパケ放題も怒る明け方
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じゆん
暗い部屋 帰るんでしょって失礼な、電気は右手がつけてくれます
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じゆん
いままでのツケがまわってトリセツを5冊読んでも届かぬ世界
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螢子
幾年を経てども忘れぬ想いあり寒月望みただ涙する
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螢子
君の家出でて飛び込む寒月の大きさ眩しさ今も忘れじ
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羽
目を閉じてだまされてみるチョコレートコスモス揺れて秋の迷宮
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羽
ていねいな回り道こそ近道と言うきみの背にほどけるひかり
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まるたまる
根拠無き浮かれ気分で買った服箪笥の奥で熟成させる
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葉月きらら☆
恋人のように私の手を取って微笑む人がいてくれたこと
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