千紘のお気に入りの歌一覧
falcon
急流の岩に飛び散る玉水と見れば若鮎瀬を遡りきぬ
29
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でくのぼう
朱音空命燃やして染めあげし戀の旅路の果てることなし
26
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聴雨
何もかもうす紫にほの見ゆる虫の音しづか晩夏の庭
18
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浅草大将
色褪せぬ遠い記憶は初めからモノクロームの海辺の景色
30
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詠み人知らず
暑い朝おじぎそうのピンクの花はじけてさけり花火のごとく
16
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きりあ
いつまでも枯れない花でいますからどうかあなた様もお元気で
14
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薫智
いつだって君はどこでも大人ぶるいつか思うよ子どものままで
7
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聴雨
灼熱の道のゆくへを誰が知る我がこころねのひと筋の道
16
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さる
炎暑日に熱き茶を点てすすり飲む逆療法に成功したるに
9
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聴雨
カーテンの襞の奥にも射し込むる夏の愁ひと云ふべきあかね
16
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詠み人知らず
灼熱でぐったりしおれたベゴニアも打ち水すればまっすぐ立てり
14
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ふきのとう
「また来るね」約束守れず頬なでて声がけするも時は戻りぬ
7
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ふきのとう
九十年の激動の日々幕を閉じ小さくなりて白木納まる
17
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ふきのとう
年寄りにさっと席譲る学生はほほえましく好感持てり
7
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まるたまる
ただ水をあげたらいいと思ってた勘違いして根元腐らす
16
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トーヤ
時々は顔を洗いたくなるのです自分の仮面はずしたいから
7
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トーヤ
本当に身体がとろけてしまいそう39度は意外と近い
7
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浅草大将
さざれ波立てる早瀬に玉敷きの光かがよふ夏のあけぼの
13
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只野ハル
出産祝いを届け抱かせて貰った二週間目の赤児の重さ
4
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詠み人知らず
赤色のハイビスカスの蜜をすう黒揚羽蝶の羽音をききぬ
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