夢花火のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
城跡を 戦国時代に 戻すよな 雨後の朝霧 雲海のごとく
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ななかまど
お日さまの尻尾ゆらゆら海面を離れ束の間やすらぎを得る
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へし切
あきれたね 議員のお頭のその中身 あなたの常識 それ非常識
11
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茂作
春の雪まなく時なく降りにけり つもらず消えて殘るはかなさ
16
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横井 信
ゆっくりと冬の間に蓄えた春の畑に植えるじゃがいも
11
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滝川昌之
ちょい役も春の舞台に必要だ菜の花の足元の土筆も
19
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ななかまど
過ぎ去りしことを追い想い未来のことに想いをはせることむなし
15
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へし切
めざめれば甍の波に春の雪 散歩はあきらめ今日は巣ごもり
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茂作
啓蟄のころに生まれしをさなごは もう早々とあした卒園
15
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横井 信
青空もちょっと冷たい三月の朝の空気にそっとため息
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ななかまど
声が降り影が走りてわが上を山のなだりを鷲かけあがる
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滝川昌之
シェパードに警察手帳を持たせたが見せずに噛みつく彼の悪い癖
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へし切
老いぬれば何か嬉しい恙なく身はすこやかにご飯が美味しい
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茂作
春日岸忘れぬやうに立ち寄れと ひとりわび住む友ゆ文あり
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へし切
なかなかに降りみ降らずみ春の雨 惑ひながらも季節はすすみぬ
16
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朝野沙耶
錆びついた歩道橋にも猫の足跡があるから明日は晴れる
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ななかまど
歳経れば持っておきたき俚諺なり 人づき合いは薄く浅くと
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滝川昌之
日本橋 空を戻せば東京に無いと嘆いた智恵子も仰ぐ
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茂作
夕まぐれ香水すこし濃き女 驛行く吾を追ひこしてゆく
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横井 信
田園に冷たい雨が降り出して土の香りに虫も目覚める
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