敦希のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
老木の藤のか細き花房を杖のごときに棚が支える
18
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ななかまど
先達の染井吉野の感動を上書きしおり八重の桜は
14
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恵雪
夕飯を作り出勤する午後は置き手紙書く スマホの時代に
9
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トウジさん
メンバーで歓喜の祝杯挙げるためヒーローなんて目指しちゃいない
5
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へし切
すずらんによく似た花が咲いている白い花だよいつもの小径
14
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恣翁
傾きし片割れ月を嘲りて 夜明け烏や 唖々と鳴くらむ
18
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ななかまど
それぞれの胸の熱き静止画を持ち寄りながらあの日に帰る
14
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滝川昌之
筍はいいな毎春子育てを親は楽しみ成長を見せる
16
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ななかまど
時として餌をねだるとき老猫はサバンナの眼でわれを見つめる
10
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恵雪
美しくせむと作りしものならず いや美しき蜘蛛の巣の綾
10
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へし切
春暮れて樹々は若葉に青々と清々しきかな初夏のころ
11
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横井 信
青空の流れる風へ高らかにヒバリの遊ぶ春の田園
8
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恣翁
しめやかに 春を潤す花の雨 夜目を掠めて ひそかに降れり
15
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杜鵑草
定めとて送り送られ別れつつ春は心ぞもの憂かりける
19
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硝子
うちなびく春に散りゆく夢も花人も花とぞ先をあらそふ
10
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KEN
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
11
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滝川昌之
機長から目的地晴れのアナウンス ベルト着用サインが消える
13
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美生子
お酒には酔えずに呷るコカ・コーラ貧しき頃の恋の味して
14
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
18
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さいおん
吾漕者 木津之川路 八重桜 二人之見者 幾許嬉毛
14
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